京都駅からさくらであい館まで:12.9km・徒歩約3時間(Googleマップ)
京都駅八条口 → さくらであい館:17.82km・2時間16分36秒
うち八条通(京都駅〜桂大橋):4.25km・30分44秒
うち桂川サイクリングロード(桂大橋〜さくらであい館):13.57km・1時間45分52秒
さくらであい館 → 京阪 石清水八幡宮駅:0.75km
帰りは京阪で丹波橋(320円)→ 近鉄で京都駅(240円)
走った日:2026年10月7日(水)朝5時40分スタート
前回は京都駅から桂川サイクリングロードを北へ走って、嵐山の渡月橋まで行きました。今回はその反対。桂大橋から南へ走って、サイクリングロードの終点、桂川・宇治川・木津川の3つの川が出会う「三川合流」のさくらであい館(八幡市)を目指します。
八幡まで行くので、今日はいつもより早い朝5時40分にスタートしました。前回と合わせると、嵐山から三川合流まで、桂川サイクリングロードを全部走ったことになります。
京都駅からさくらであい館まで何km?
| 区間 | 距離 | タイム | 1kmあたり |
|---|---|---|---|
| Googleマップ(徒歩)京都駅→さくらであい館 | 12.9km | 約3時間 | — |
| 八条通(京都駅八条口〜桂大橋) | 4.25km | 30分44秒 | 約7分14秒 |
| 桂川サイクリングロード(桂大橋〜さくらであい館) | 13.57km | 1時間45分52秒 | 約7分48秒 |
| 京都駅八条口 → さくらであい館 | 17.82km | 2時間16分36秒 | 約7分40秒 |
| さくらであい館 → 京阪 石清水八幡宮駅 | 0.75km | 7分32秒 | — |
| 帰り|石清水八幡宮駅 → 丹波橋 → 京都駅 | 電車 | — | 320円+240円 |
走った距離がGoogleマップより約5km長いのは、信号のない川沿いのサイクリングロードを回ったからです(とくに鴨川を渡るところで遠回りします)。それでも歩くより約43分早く着きました。
サイクリングロードには「三川合流点から◯km」の距離標が立っていて、ゴールまで残り何kmかが分かります。距離標と距離標のあいだは、実測でほぼぴったり1kmでした(くわしくは後半で)。
八条通を西へ|今回は八条御前で線路の北へ渡る



スタートは前回と同じ京都駅八条口。八条通を西へ進みます。


八条油小路の横断歩道を渡ったところのコンビニの前に、「平重衡 受戒之地」の石碑がありました。
平重衡(たいらのしげひら)は平清盛の息子で、源平の戦いで活躍した平家の武将です。一ノ谷の戦いで捕らえられて京都に送られ、八条堀川にあった御堂に閉じこめられました。『平家物語』によると、そこで法然に会うことを願い、法然から戒を授かったとされています。石碑は、法然の800年遠忌を記念して2011年に建てられたものです。




大宮八条を越えると東寺の北総門、八条壬生の交差点には六孫王神社。この道は人も車も少なく、道幅も広いので走りやすいです。北総門と六孫王神社は京都駅から嵐山・渡月橋まで徒歩2時間13分・9.5km|走れば1時間20分【桂川サイクリングロード・帰りはJR240円】でもくわしく書きました。




🔑 八条御前で北へ渡れば、迷わず八条通を行ける
八条通は、千本通から御前通のあいだでJRの線路に分断されています。前回は線路沿いをそのまま進んでしまい、JR西大路駅に出て遠回りしました。
今回は八条御前の交差点から、線路の高架の下の通路を通って北側へ抜けました。出てすぐの道を西へ行くと、そこが八条通です。この道で京都駅から桂大橋までは4.25km。前回より160m短く、2分42秒速く着きました。




西大路八条の交差点の北東には若一神社(にゃくいちじんじゃ)があります。平清盛の別邸「西八条殿」の跡で、「平清盛公 西八条殿跡」の石碑も立っています。
清盛が邸内の築山から光が出ているのを見つけ、掘ってみると熊野の「若一王子」の御神体が出てきたので、1165年にまつったのが始まりと伝わります。翌年、清盛が太政大臣になったので「開運出世」の神さまとして知られています。社の前には清盛が手植えしたと伝わる大きな楠があり、この木のために西大路通が曲げられた、という話が残っています。
葛野大路八条から桂大橋へ




葛野大路八条を越えて桂小橋(下は天神川)を渡ると、桂大橋です。ここまで4.25km・30分44秒。ここから桂川サイクリングロードに入ります。
桂大橋から南へ|南向きは堤防の上の側道を走る



前回、北へ向かうときは河川敷に下りましたが、南へ向かうときは河川敷に下りず、堤防の上の側道がそのままサイクリングロードになっています。
桂川は河川敷が広く、野球ができる広場も整備されています。サイクリングロードは車やバイクが入ってこないので、安心して走れます。朝早いので、通る人もまだ少なめでした。




すぐに「三川合流点から12.0km」の距離標が出てきます。前回、嵐山側で見つけた「15.0km」の続きです。ここからゴールに向かって、数字が減っていきます。
堤外人道橋と、天神川の合流





堤外人道橋(つつみそとじんどうきょう)が渡っているのは、桂川と並んで流れている天神川です。


ちょうど日の出の時間でした。




道なりに進むと、天神川が桂川に合流する地点に出ます。
久世橋から祥久橋へ


久世橋は、橋の下をくぐって進みます。ここには「奈良県まで38.6km」の看板がありました。この自転車道は、八幡から先は木津川沿いに奈良県へ、さらに和歌山まで続いています。
🔑 路面の「L9.8」「L9.0」は何?
久世橋を越えたあたりのアスファルトに「1L9.8」、祥久橋の南には「1L9.0」と書かれていました。
「L」は左岸(川の下流に向かって左側。ここでは東側)、数字は三川合流点からの距離(km)だと考えられます。すぐ近くに「三川合流点から9km」の距離標もあり、数字がぴったり合います。走りながら残りの距離を確かめる目安になります。





道なりに進むと、祥久橋を越えるために一度下に降ります。祥久橋は、混雑する久世橋の負担を減らすために造られた「第二久世橋」で、2008年に開通しました。
⚠️ 祥久橋を越えたら、左下の道に進んでください。川沿いの道も進めますが、名神高速道路を越えるところで道が途切れたりしています。左下の道が正式なサイクリングロードです。
名神高速をくぐって久我橋へ|ここで鴨川側へ回る




名神高速道路の下をくぐって久我橋に来ると、サイクリングロードは鴨川沿いに移ります。このすぐ先で鴨川が桂川に流れ込んでいるので、鴨川を渡るために、鴨川のいちばん下流の橋・京川橋の横にある側道橋まで回り込むのです。




久我橋のところで左折して、並んでいる天神側道橋(てんじんそくどうきょう)と京川側道橋を渡ります。渡ったところを左に曲がって、ぐるっと回ると、鴨川の河川敷のサイクリングロードに入れます。


ここから先は、8月に鴨川ランニングコース|七条大橋から鴨川の終わりまで往復16.6km【橋ごとの距離一覧】で走った道です。しばらくはとても広い道で、歩行者と自転車の道が分かれています。
鳥羽の大石と、鴨川・桂川の合流


鳥羽の大石は、二条城の石垣に使うはずだった「残念石」とされる大きな石です。瀬戸内から船で運ぶ途中で鴨川の川底に沈んだと考えられていて、河川敷を公園にするときに引き上げられました。二条城の門の石と、石の質や大きさ、石を割った跡(矢穴)がよく似ていることから、1662年の大地震のあとの修理用の石ではないかと言われています。





そして鴨川が桂川に合流する地点へ。8月に鴨川を下ってきたときのゴールを、今回は桂川側から見ることになりました。
合流地点には「河川管理境界」の看板があり、桂川は国土交通省、鴨川は京都府が管理していることが分かります。
羽束師橋には「嵐山まで13.9km」の看板があります。
羽束師橋の先|草津湊と「はも海道」、魚市場の跡


羽束師橋の東側の横大路のあたりは、昔「草津湊(くさつみなと)」と呼ばれた川の港でした。大阪湾や瀬戸内でとれた魚が、夜通し淀川をさかのぼる舟で運ばれてきて、ここで陸に揚げられ、京都の町へ運ばれました。
京都へ魚を運んだ道は「はも海道」とも呼ばれます。生命力が強く、生きたまま運べた鱧(はも)にちなむ名前です。看板には、10月25日に「桂川・草津みなと はも海道まつり」があると案内されていました。

羽束師橋を越えてすぐ、「やなぎ谷」「舟のり」と刻まれた石の道標がありました。京都市の記録によると、天保3年(1832年)に建てられたもので、柳谷観音(長岡京市の楊谷寺)への道と、舟の乗り場を示しています。眼の病にご利益があるとされる柳谷観音へお参りする人が、ここで舟に乗り降りしたのでしょう。

その先には「魚市場遺跡」の碑と、魚の霊をなぐさめる「魚魂碑」の由来の看板があります。豊臣秀吉が伏見城を築いてから、ここには魚を扱う問屋が並び、1865年には幕府の命令で公設の魚市場が開かれました。ところが1877年に京都〜神戸の鉄道が開通すると、魚は鉄道で運ばれるようになり、市場は京都駅の近くへ移りました。碑は1919年に建てられ、地震で倒れたあと1985年に再建されたものです。
距離標が5→4→3kmと減っていく






「三川合流点から5.0km」の距離標を過ぎると、4.0km、3.0kmと数字が減っていきます。
羽束師橋を越えてからは、歩いている人も自転車も少なくなり、走ることに集中できる道でした。

宮前橋の手前には「五番樋門」の小屋がありました。樋門(ひもん)は、堤防の中を通して川へ水を流す水門です。大雨で川の水かさが増えたときには門を閉めて、川の水が町の側へ逆流しないようにします。小屋はその操作のためのものだと思われます。
宮前橋と天王山大橋|Uターンする道に注意





⚠️ 宮前橋の手前で右の道を下り、橋の下をくぐります。少し進んだらぐるっとUターンして、もう一度上の堤防へ上がり、堤防沿いを南へ進みます。初めてだと迷いやすいところです。



「嵐山まで17.3km」の看板と、「三川合流点から2km」の距離標がありました。




⚠️ 天王山大橋(京滋バイパス)の手前では左の道へ進み、橋の下をくぐります。くぐったあともまっすぐ進んでからUターンする形になっています。
御幸橋を渡って、さくらであい館へ




Uターンして走ると御幸橋に着きます。このあたりから下流は淀川になります。




御幸橋を渡ると、南側に背割堤(せわりてい)が見えます。宇治川と木津川を分ける堤防で、長さ約1.4kmに約220本の桜が並ぶ、春の名所です。
背割堤の先は木津川にかかる御幸橋ですが、その手前の信号を渡ると、目的地のさくらであい館です。




京都駅八条口から17.82km・2時間16分36秒で到着しました。
さくらであい館は、三川合流の地に2017年3月にできた施設です。開館は9時〜17時で、高さ約25mの展望塔(9時〜16時30分)があります。ここからは淀川沿いのサイクリングロードも始まっていて、「夢洲まで49km」の看板もありました。
最新の情報はさくらであい館(淀川河川公園)の公式ページで確認してください。
展望塔から三川合流を見る



展望塔からは、南に背割堤と木津川・淀川の川沿いが見えます。


北側には淀川と木津川。3つの川がここで一つになっていく様子がよく分かります。
京阪 石清水八幡宮駅から電車で帰る





さくらであい館を出て、木津川の御幸橋を渡ります。京奈和自転車道は、ここから先も木津川沿いに続いています。




橋を渡ってまっすぐ進み、坂を下って少し行くと踏切があります。踏切を越えて右折すると、京阪の石清水八幡宮駅です。さくらであい館から0.75kmでした。
帰りは京阪で丹波橋まで(320円)、丹波橋で近鉄に乗り換えて京都駅まで(240円)。合わせて560円でした。
区間タイム全記録
※ 途中の祥久橋でランニングアプリが止まったので、そこから測り直し、通しの距離とタイムは足し算で出しています。
| 地点 | 通しの距離 | 通しのタイム | その区間 |
|---|---|---|---|
| 八条油小路 | 0.46km | 3分36秒 | 0.46km・3分36秒 |
| 大宮八条 | 0.87km | 6分34秒 | 0.41km・2分58秒 |
| 東寺 北総門 | 1.03km | 7分48秒 | 0.16km・1分14秒 |
| 六孫王神社(八条壬生) | 1.15km | 8分44秒 | 0.12km・0分56秒 |
| 八条御前 | 2.19km | 15分52秒 | 1.04km・7分08秒 |
| 西大路八条 | 2.64km | 19分19秒 | 0.45km・3分27秒 |
| 葛野大路八条 | 3.81km | 27分24秒 | 1.17km・8分05秒 |
| 桂小橋 | 3.94km | 28分34秒 | 0.13km・1分10秒 |
| 桂大橋 | 4.25km | 30分44秒 | 0.31km・2分10秒 |
| 「三川合流点から12.0km」 | 4.66km | 34分03秒 | 0.41km・3分19秒 |
| 堤外人道橋 | 5.23km | 38分00秒 | 0.57km・3分57秒 |
| 天神川と桂川の合流 | 6.16km | 44分53秒 | 0.93km・6分53秒 |
| 久世橋 | 6.68km | 48分44秒 | 0.52km・3分51秒 |
| 祥久橋 | 7.60km | 55分59秒 | 0.92km・7分15秒 |
| 名神高速の高架 | 8.65km | 1時間03分34秒 | 1.05km・7分35秒 |
| 久我橋 | 9.13km | 1時間07分09秒 | 0.48km・3分35秒 |
| 天神側道橋 | 9.26km | 1時間08分16秒 | 0.13km・1分07秒 |
| 京川側道橋の終わり | 9.33km | 1時間08分57秒 | 0.07km・0分41秒 |
| 鴨川側の入口 | 9.56km | 1時間11分19秒 | 0.23km・2分22秒 |
| 鳥羽の大石 | 10.51km | 1時間18分27秒 | 0.95km・7分08秒 |
| 桂川と鴨川の合流 | 11.25km | 1時間23分21秒 | 0.74km・4分54秒 |
| 羽束師橋 | 11.73km | 1時間27分01秒 | 0.48km・3分40秒 |
| 「三川合流点から5.0km」 | 12.13km | 1時間30分50秒 | 0.40km・3分49秒 |
| 「4.0km」 | 13.13km | 1時間38分09秒 | 1.00km・7分19秒 |
| 「3.0km」 | 14.11km | 1時間45分07秒 | 0.98km・6分58秒 |
| 宮前橋 | 14.72km | 1時間50分28秒 | 0.61km・5分21秒 |
| 「2km」(嵐山まで17.3km) | 15.22km | 1時間54分27秒 | 0.50km・3分59秒 |
| 天王山大橋 | 16.70km | 2時間06分56秒 | 1.48km・12分29秒 |
| さくらであい館 | 17.82km | 2時間16分36秒 | 1.12km・9分40秒 |
| 京阪 石清水八幡宮駅 | 18.57km | 2時間24分08秒 | 0.75km・7分32秒 |
距離標どうしの実測
| 区間 | 距離標の差 | 実測 |
|---|---|---|
| 5.0km → 4.0km | 1.0km | 1.00km |
| 4.0km → 3.0km | 1.0km | 0.98km |
| 12.0km → 5.0km(鴨川を渡る回り道あり) | 7.0km | 7.47km |
距離標はほぼぴったり1kmおきです。12.0kmから5.0kmのあいだだけ実測が約0.5km長いのは、鴨川を渡るために京川橋まで回り込むからです。
まとめ|桂川サイクリングロードを三川合流まで走るときに知っておきたいこと
- 京都駅八条口からさくらであい館まで17.82km・2時間16分36秒。帰りは京阪+近鉄で560円
- 八条通は八条御前で線路の北側へ抜けると、迷わず桂大橋まで行ける
- 桂大橋から南は堤防の上の側道がサイクリングロード。車やバイクは入ってこない
- 祥久橋を越えたら左下の道へ。久我橋で左折して天神側道橋・京川側道橋を渡り、鴨川を回り込んで渡る
- 宮前橋・天王山大橋の手前は、下の道へ入ってUターン。迷いやすいので注意
- 「三川合流点から◯km」の距離標で残りの距離が分かる(ほぼ1kmおき)
- 羽束師橋の先は人も自転車も少なく、走ることに集中できる
- 鳥羽の大石、草津湊、柳谷観音への道標、魚市場の跡など、川の港の歴史が残っている
前回の嵐山側と合わせて、桂川サイクリングロードを嵐山から三川合流まで全部走りました。次は橋ごとの距離をまとめた「桂川ランニングコース完全ガイド」を作りたいと思います。
嵐山側(桂大橋→渡月橋)は京都駅から嵐山・渡月橋まで徒歩2時間13分・9.5km|走れば1時間20分【桂川サイクリングロード・帰りはJR240円】に、京都駅から走れるほかのコースは京都駅発ランニングコースまとめ|1.3km〜17.8kmのコースを距離順に紹介にまとめています。
🗺 桂川を嵐山から三川合流まで、地点ごとの距離をまとめたガイドは ▶ 桂川ランニングコース完全ガイド|嵐山から三川合流まで約20km・橋と距離標の距離一覧【京奈和自転車道】

コメント