京都駅から渡月橋まで:9.5km・徒歩2時間13分(Googleマップ)
京都駅八条口 → 渡月橋:10.96km・1時間20分32秒
うち八条通(京都駅〜桂大橋):4.41km・33分26秒
うち桂川サイクリングロード(桂大橋〜渡月橋):6.55km・47分06秒
その先 天龍寺・竹林の小径・野宮神社 → JR嵯峨嵐山駅:1.81km・14分43秒
帰りはJR嵯峨嵐山駅 → 京都駅(240円)
走った日:2026年10月4日(日)朝6時16分スタート
京都駅から嵐山まで、走ったら何分かかるのか。今回は片道だけ走って、帰りは電車という形で試してきました。
ルートは、京都駅の八条口から八条通を西へまっすぐ。八条通の西の端にある桂大橋で桂川に出て、そこから桂川サイクリングロードを北へ、嵐山の渡月橋まで走ります。
鴨川は何回にも分けて走りましたが、桂川をちゃんと走るのは今回が初めてです。これから「桂川シリーズ」として、少しずつ走っていきます。
京都駅から嵐山・渡月橋まで徒歩2時間13分・9.5km|走れば1時間20分
| 区間 | 距離 | タイム | 1kmあたり |
|---|---|---|---|
| Googleマップ(徒歩)京都駅→渡月橋 | 9.5km | 2時間13分 | — |
| 八条通(京都駅八条口〜桂大橋) | 4.41km | 33分26秒 | 約7分35秒 |
| 桂川サイクリングロード(桂大橋〜渡月橋) | 6.55km | 47分06秒 | 約7分11秒 |
| 京都駅八条口 → 渡月橋 | 10.96km | 1時間20分32秒 | 約7分21秒 |
| 渡月橋 → JR嵯峨嵐山駅(天龍寺・竹林の小径経由) | 1.81km | 14分43秒 | — |
| 帰り|JR嵯峨嵐山駅 → 京都駅 | 電車 | — | 240円 |
走った距離がGoogleマップより1.5kmほど長いのは、信号の少ない桂川沿いへ回ったからです。それでも歩くより53分早く着きました。
桂川沿いに入ってから、1kmあたり約24秒速く走れました。八条通は信号で止まりますが、サイクリングロードは信号がなく、止まらずに走れるからです。
6時16分に京都駅を出て、休憩や電車の待ち時間も入れて京都駅に戻ってきたのは9時02分。朝のうちに嵐山まで行って帰ってこられました。
八条通を西へ|京都駅八条口から西大路まで


桂大橋は八条通の西の端にあるので、八条通を西へ一直線に行けるはず。そう考えて、今回は京都駅八条口(烏丸通)からスタートしました。
京都駅の構内は通らず、信号を渡って八条通の南側の歩道を走っていきます。

油小路通を越えて、さらに西へ進みます。
🔑 七条では「堀川七条」なのに、八条では「油小路八条」なのはなぜ?
走りながら不思議に思いました。七条通では大きな通りの交差点は「堀川七条」なのに、線路の高架をくぐって八条通に来ると「油小路八条」になっています。
調べてみると、堀川通は京都駅の西で少しずつ東へずれていき、八条通のところで一筋東の油小路通に合流しています。そのため八条通から南は、同じ大きな通りが「油小路通」という名前になるのです。もとは別々の通りだったのが、東海道新幹線ができたころの道路の整備で、今の形になったそうです。


大宮八条も越えて、さらに西へ。

少し進むと、八条通に面して東寺の北総門(きたそうもん)があります。鎌倉時代の後期に建てられた門で、国の重要文化財です。
北総門から南へ続く細い道は櫛笥小路(くしげこうじ)。平安時代の道幅のまま残っている、京都でただ一つの小路と言われています。東寺のまわりを1周したときの記事は京都駅から東寺まで徒歩19分・1.4km|東寺のまわりを1周1.33km・8分40秒【北側は境内を通ります】です。

そのまま西へ進むと、八条壬生の交差点に六孫王神社。清和源氏の祖・源経基をまつる、「清和源氏発祥の地」とされる神社です。梅小路公園ランニングコース|1周1.85km・外周3.54km【京都駅から10分】でも紹介しました。

その先は線路沿いの道をずっと進みます。早朝は車も人もほとんど通らず、走りやすい道でした。


やがて歩道橋が出てきました。下を通っているのは西大路通です。


歩道橋を渡るとJR西大路駅の前に出ました。ところが、ここから西へ続く道は、明らかに八条通ではありません。
⚠️ 八条通は途中で線路に分断されている
調べてみると、八条通は千本通から御前通のあいだで、JRの線路に分断されています。京都駅を出た線路は、西へ行くにつれて少しずつ南へ下がっていき、途中で八条通を横切るからです。
そのため京都駅側では線路の南にある八条通が、西大路のあたりでは線路の北側にあります。線路沿いの道を進むと、八条通より南のJR西大路駅(西大路通の八条と九条のあいだ)に出てしまうわけです。
JR西大路駅から西大路通を北へ少し走ると、西大路八条の交差点があります。ここから再び八条通を西へ進みます。


西大路八条から先は、歩道が少し狭くなります。自転車や歩行者とすれ違うときは注意してください。
葛野大路八条から桂大橋へ

葛野大路八条の交差点を越えて、少し行くと小さな橋があります。

桂小橋(かつらこばし)です。下を流れているのは天神川。北野天満宮のそばを流れてきた川(上流では紙屋川と呼ばれます)で、この先、南区の吉祥院のあたりで桂川に合流します。


そして桂大橋に到着。1928年(昭和3年)に開通した、八条通の西の端の橋です。橋の石柱には「かつらはし」と刻まれていました。

ここまで4.41km・33分26秒。ここから桂川サイクリングロードに入ります。
桂川サイクリングロード|桂大橋から西大橋までは東岸
桂川サイクリングロードは、正式には「京都八幡木津自転車道」といいます。嵐山の渡月橋のそばが起点で、桂川沿いを南へ、桂川・宇治川・木津川の3つの川が合わさる八幡市の三川合流のあたりまで約20km。その先は木津川沿いに続き、全長は約45kmあります。

桂大橋のところでは、自転車道は川の東岸(東側)にあります。橋の東のたもとに自転車道へ入る道があるので、そこから桂川の東岸へ入ります。


道幅はそれほど広くありません。早朝だったので自転車は多くありませんでしたが、ちょくちょく自転車が通るので、道の端を走るのが必須です。

少し行くと、路面に「嵐山 5km」と書かれていました。ここが自転車道だと分かります。

北へ進むと、西大橋の手前には「嵐山まで4.6km」の立て看板もあります。
西大橋で西岸へ渡る



西大橋に着くと、橋を渡るように案内が出ています。自転車道はここで東岸から西岸に切り替わるので、西大橋を渡ります。西大橋は国道9号の橋で、1961年に架けられました。


渡りきるとすぐに、川岸へ下りる道があります。


下りたところには自転車道の全体の案内看板がありました。ここからまた北へ。この区間はまっすぐではなく、少しぐねぐねと曲がった道です。
上野橋から北河原人道橋へ|一般道と並ぶ区間に注意



上野橋の手前のY字路は右へ進みます。

「嵐山まで3.5km」の柱のところで右折します。


この先は、車の通る一般道のすぐ横に自転車道があります。一般道を車が走るので注意してください。

その先には「三川合流点から15.0km」と刻まれた石の柱がありました。三川合流は、桂川・宇治川・木津川が合わさって淀川になる場所(八幡市)。そこから川に沿って数えて15.0kmの地点を示す、川の管理に使う「距離標」です。足元には「旧距離標」と書かれた小さなプレートもあり、以前の目印の位置も残されていました。



そのまま進むと北河原人道橋に出ます。ここから再び、車の通らない自転車道だけの道になります。
このあたりから、散歩の人やランナーが増えてきました。時間もちょうどいい時間帯になってきたのかもしれません。
松尾橋から渡月橋へ|川を見たいなら東岸もおすすめ



もう一度、自転車道の全体の案内看板があり、そこを抜けると松尾橋です。


松尾橋の西には松尾大社があり、橋から大鳥居が見えます。松尾大社には渡月橋・松尾大社ランニングコース|約17.6km・2時間15分【嵐山・天龍寺・桂川沿い】で寄りました。




今日はこのまま自転車道を進みます。自転車道の横には野球ができる広場や公園があり、地元の人の憩いの場になっています。
ただ、この区間の自転車道は川から少し離れていて、川岸に木がしげっているところが多く、川の景色はあまり見えません。
川の流れを見ながら走りたいなら、松尾橋を渡って東岸を走るのがおすすめです。東岸の道は京都マラソンのコースにもなっていて、景色のきれいな川岸です。6月に渡月橋へ走ったときは、こちらを走りました。



しばらく進むと中ノ島橋。ここに自転車道の起点の看板があります。今日のランニングの、いちおうのゴールです。




中ノ島橋から少し進むと、やっとトイレがあります。桂大橋から自転車道に入ってから、ここまでトイレは見かけませんでした。八条通を走っているうちに済ませておくと安心です。

渡月橋に到着



そして今日の目的地、渡月橋に到着です。京都駅八条口から10.96km・1時間20分32秒でした。




渡月橋の名前は、鎌倉時代に亀山上皇が、橋の上を月が渡っていくように見えるのを「くまなき月の渡るに似る」と言ったことに由来するといわれています。今の橋は1934年(昭和9年)にできたもので、橋脚や橋げたは鉄筋コンクリートですが、欄干は嵐山の景色になじむように木で作られています。
嵐山は国の史跡・名勝にも指定されています。
天龍寺・竹林の小径・野宮神社を通ってJR嵯峨嵐山駅へ


渡月橋を渡って、三条通を進みます。日中は観光客でいっぱいで走れませんが、早朝なら人が少なく走れます。



天龍寺の前を通ります。天龍寺は1339年、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提をとむらうために開いた禅寺で、夢窓疎石が初代の住職。世界遺産「古都京都の文化財」のひとつです。
⚠️ 天龍寺前の道は石畳で、石が少しでこぼこしています。走りにくいので足元に注意してください。
天龍寺の最新情報は天龍寺の公式サイトで確認できます。

そのまま進むと竹林の小径の入口。今日は竹林の小径も通っていきます。日中は大勢の観光客がいますが、朝早かったので人が少なく、写真も撮れました。


竹林の小径の途中に野宮神社があります。伊勢神宮に仕える皇女(斎王)が、伊勢へ向かう前に身を清めた場所で、『源氏物語』の「賢木(さかき)」の巻にも登場します。皮がついたままのクヌギで作られた「黒木鳥居」で知られています。


野宮神社の前を通って、JRの線路の踏切を越えます。




丁字路を右へ。進んでいくと大きな丸太町通に出るので、東へ進みます。



嵯峨嵐山駅へ向かう道に出たら右折して、200mほどで嵯峨嵐山駅の北口に到着。ここで今日のランニングは終了です。JR嵯峨嵐山駅まで12.77km・1時間35分15秒でした。



北口にはコンビニがなかったので、南口へ。南口には嵯峨野観光鉄道のトロッコ嵯峨駅があります。看板によると、トロッコ列車の運行は3月1日〜12月29日でした。少し南へ行くとコンビニがあったので、買い物をして休憩しました。
JR嵯峨嵐山駅から京都駅までの電車賃は240円。交通系ICカードを持っていくと便利です。
区間タイム全記録
| 地点 | 通しの距離 | 通しのタイム | その区間 |
|---|---|---|---|
| 八条油小路 | 0.54km | 3分53秒 | 0.54km・3分53秒 |
| 大宮八条 | 0.91km | 6分53秒 | 0.37km・3分00秒 |
| 東寺 北総門 | 1.09km | 8分27秒 | 0.18km・1分34秒 |
| 六孫王神社(八条壬生) | 1.18km | 9分09秒 | 0.09km・0分42秒 |
| JR西大路駅 | 2.50km | 18分38秒 | 1.32km・9分29秒 |
| 西大路八条 | 2.79km | 20分51秒 | 0.29km・2分13秒 |
| 葛野大路八条 | 3.86km | 28分56秒 | 1.07km・8分05秒 |
| 桂小橋 | 4.00km | 30分10秒 | 0.14km・1分14秒 |
| 桂大橋 | 4.41km | 33分26秒 | 0.41km・3分16秒 |
| 路面の「嵐山5km」 | 5.74km | 42分17秒 | 1.33km・8分51秒 |
| 西大橋(東岸) | 5.91km | 44分04秒 | 0.17km・1分47秒 |
| 西大橋(西岸) | 6.33km | 47分13秒 | 0.42km・3分09秒 |
| 上野橋 | 7.17km | 53分13秒 | 0.84km・6分00秒 |
| 「嵐山まで3.5km」の柱 | 7.52km | 55分51秒 | 0.35km・2分38秒 |
| 「三川合流点から15km」の石碑 | 7.86km | 58分33秒 | 0.34km・2分42秒 |
| 北河原人道橋 | 8.15km | 1時間00分46秒 | 0.29km・2分13秒 |
| 松尾橋 | 8.92km | 1時間06分17秒 | 0.77km・5分31秒 |
| 中ノ島橋(自転車道の起点) | 10.65km | 1時間17分38秒 | 1.73km・11分21秒 |
| 渡月橋 | 10.96km | 1時間20分32秒 | 0.31km・2分54秒 |
| 天龍寺前 | 11.34km | 1時間23分37秒 | 0.38km・3分05秒 |
| 野宮神社 | 11.79km | 1時間26分58秒 | 0.45km・3分21秒 |
| JR嵯峨嵐山駅 | 12.77km | 1時間35分15秒 | 0.98km・8分17秒 |
「嵐山まで3.5km」の柱から渡月橋までは、実測3.44km。看板の距離はほぼぴったりでした。
自転車道と東岸、どっちを走る?
| 桂川サイクリングロード(西岸) | 東岸(松尾橋〜渡月橋) | |
|---|---|---|
| 信号 | なし | なし |
| 走りやすさ | 没頭して走れる。スピードも出せる | 景色を楽しみながら |
| 川の景色 | 木にさえぎられてあまり見えない | 川の流れがよく見える |
| 注意 | 自転車が通る。一般道と並ぶ区間あり | 京都マラソンのコースにもなっている |
自転車道は信号がなく、坂のアップダウンもほとんどないので、ランニングに没頭できます。スピードも上げられます。
一方で、川の景色はあまり見えません。景色を楽しみたいなら、松尾橋から東岸を走るのがおすすめです。走ることに集中したいなら自転車道。その日の気分で選んでください。
まとめ|京都駅から嵐山まで走るときに知っておきたいこと
- 京都駅八条口から渡月橋まで10.96km・1時間20分32秒。帰りはJR嵯峨嵐山駅から京都駅まで240円
- 八条通を西へまっすぐ行けば桂大橋。ただし途中で線路に分断されているので、線路沿いを進んだら西大路通で少し北へ戻って西大路八条から再び西へ
- 桂川サイクリングロードは、桂大橋から西大橋までは東岸、西大橋で西岸へ渡る
- 上野橋の先の「嵐山まで3.5km」の柱で右折。北河原人道橋までは一般道と並ぶ区間なので車に注意
- トイレは中ノ島橋の先までない。八条通のうちに済ませておく
- 川の景色を見たいなら松尾橋から東岸、走りに没頭したいなら自転車道
- 嵐山の三条通・竹林の小径は早朝なら走れる。天龍寺前の石畳は足元に注意
桂川はまだ始まったばかりです。次は桂大橋から南、三川合流までも走ってみたいと思います。
京都駅から走れるほかのコースは京都駅発ランニングコースまとめ|1.3km〜17.8kmのコースを距離順に紹介に、鴨川の走り方は鴨川ランニングコース完全ガイド|橋32本の距離一覧【出町柳を起点に南北ぜんぶ走った】にまとめています。鴨川が桂川に合流するところまでは鴨川ランニングコース|七条大橋から鴨川の終わりまで往復16.6km【橋ごとの距離一覧】で走りました。
🔁 桂川サイクリングロードを南へ、三川合流(さくらであい館)まで走った記録は ▶ 桂川サイクリングロードを三川合流まで|京都駅からさくらであい館17.8km・2時間17分【鴨川の渡り方・距離標つき】
🗺 桂川を嵐山から三川合流まで、地点ごとの距離をまとめたガイドは ▶ 桂川ランニングコース完全ガイド|嵐山から三川合流まで約20km・橋と距離標の距離一覧【京奈和自転車道】


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