京都駅から建仁寺まで:2.3km・徒歩33分(Googleマップ)
行き|鴨川の東岸ルート:2.70km・19分36秒
帰り|大和大路通ルート:2.75km・21分28秒
通し:5.45km・41分04秒(建仁寺の中を歩いた時間は除く)
走った日:2026年10月2日(金)午後
京都駅から建仁寺まで、歩くと何分か。走るとどうか。今回は行きと帰りで別の道を走って、比べてきました。
いつもは早朝に走るので、お寺の門が閉まっていることがほとんどです。今回は午後に走ったので、建仁寺の境内に入って歩いてきました。
建仁寺は1202年に栄西が開いた、京都でいちばん古い禅寺です。祇園のすぐ南、繁華街の近くにあるのに、境内はとても広く、緑も残っています。
京都駅から建仁寺まで徒歩33分・2.3km|走れば20分
| 距離 | 時間 | |
|---|---|---|
| Googleマップ(徒歩) | 2.3km | 33分 |
| 行き|鴨川の東岸 | 2.70km | 19分36秒 |
| 帰り|大和大路通 | 2.75km | 21分28秒 |
走ったほうが0.4kmほど長いのは、信号の少ない鴨川沿いへ回ったからです。それでも歩くより13分以上早く着きました。
行きと帰りの距離はほぼ同じ(差は50m)なのに、1kmあたりのペースは行きのほうが約30秒速い結果になりました。理由はあとで書きます。
行き|京都駅から鴨川の東岸を北へ


京都駅を出て、塩小路通を東へ。

河原町塩小路の交差点を越えて、そのまま東へ進むと塩小路橋に着きます。ここから鴨川の河川敷に下ります。


塩小路橋のたもとには、鴨川と高野川にかかる橋を順番に並べた案内板(2006年)がありました。
鴨川は東岸(東側)を走ります。西岸は七条大橋から五条大橋までのあいだで道が途切れていて、通れないからです。東岸なら止まらずに、そのまま北へ向かえます。


七条大橋をくぐって、さらに北へ。


五条大橋も越えて、次の松原橋で河川敷から上がります。


松原通を東へ。細い道を進んで、南北に通る大和大路通に出たら北へ曲がります。
行きの区間タイム
| 地点 | 通しの距離 | 通しのタイム | その区間 |
|---|---|---|---|
| 河原町塩小路 | 0.48km | 3分58秒 | 0.48km・3分58秒 |
| 塩小路橋 | 0.78km | 5分58秒 | 0.30km・2分00秒 |
| 七条大橋 | 1.08km | 8分20秒 | 0.30km・2分22秒 |
| 五条大橋 | 1.78km | 13分00秒 | 0.70km・4分40秒 |
| 松原橋 | 2.14km | 15分41秒 | 0.36km・2分41秒 |
| 摩利支尊天(禅居庵) | 2.49km | 18分04秒 | 0.35km・2分23秒 |
| 京都ゑびす神社 | 2.53km | 18分24秒 | 0.04km・0分20秒 |
| 建仁寺(西門) | 2.70km | 19分36秒 | 0.17km・1分12秒 |
塩小路橋から松原橋までの鴨川の区間は、1.36kmを9分43秒(1kmあたり約7分09秒)。今日いちばん速く走れた区間です。
建仁寺の手前に、摩利支天とゑびす神社
大和大路通を北へ少し進むと、建仁寺の門の手前に、お寺と神社が並んでいます。

建仁寺の塔頭(たっちゅう)・禅居庵の摩利支尊天堂です。塔頭とは、大きなお寺の境内や周りにある小さなお寺のこと。
摩利支天は、陽炎(かげろう)を神格化した仏教の守り神で、開運・勝運のご利益があるとされます。7頭のイノシシに乗った姿をしているので、亥年生まれの人の守り本尊として信仰されています。東京・上野の徳大寺、金沢の宝泉寺とあわせて「日本三大摩利支天」のひとつです。

そのすぐ北が京都ゑびす神社。1202年に栄西が建仁寺を開いたとき、その鎮守(守り神)としてまつられたのが始まりとされています。西宮神社・今宮戎神社と並ぶ「日本三大えびす」のひとつで、商売繁盛の神さまです。
建仁寺とゑびす神社は、明治の神仏分離で別々になりましたが、もとは一緒だったわけです。
建仁寺|境内は無料で歩ける。西門から入るのがおすすめ


ゑびす神社のすぐ北が建仁寺の西門です。この門は通る人が少なく、入りやすいです。
建仁寺は、境内を歩くだけならお金はかかりません。靴を脱ぐ必要もないので、ランニングの格好のまま、走る途中に立ち寄れます。日中だったので観光客の方がとても多く、さすが有名な観光地です。

境内図を見ると、敷地の広さがよく分かります。祇園の繁華街のすぐそばとは思えない広さで、緑もたっぷり残っています。


お金を払って入る本坊の拝観時間は、午前10時から午後4時30分受付終了(午後5時閉門)。拝観料は一般800円、小・中・高校生500円です(一般は2027年1月1日から1,000円になります)。
⚠️ 拝観料は現金のみで、クレジットカードは使えません。走るときは小銭を持っていきましょう。看板には飲食物の持ち込み禁止と、撮影についての注意も書かれていました。テイクアウトの飲み物のカップは、空でもカバンに入れていても持ち込めないそうです。撮影できる場所は現地の案内で確かめてください。

本坊の拝観では、法堂(はっとう)の天井いっぱいに描かれた「双龍図」を見られます。創建800年を記念して小泉淳作が描き、2002年に完成。大きさは畳108枚分です。俵屋宗達の国宝「風神雷神図屏風」も展示されています(高精細の複製。本物は京都国立博物館に寄託)。
今回は中には入らず、無料で歩ける境内だけを回りました。走る途中に寄るなら、境内だけでも十分に楽しめます。


境内の中にある西来院(せいらいいん)も建仁寺の塔頭のひとつです。開いたのは、鎌倉の建長寺を開いたことで知られる蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)。もとは公開していないお寺でしたが、2028年の蘭渓道隆750年遠忌に向けて庭が整えられ、近年公開されるようになりました。看板の時間は午前10時から午後5時。看板には、天井いっぱいに描かれた白い龍の絵「白龍図」が大きく載っていました。


茶碑は、栄西がお茶を日本に広めた人であることにちなむ石碑です。栄西は宋(中国)から茶の種を持ち帰り、日本で最初のお茶の本『喫茶養生記』を書きました。「茶祖」と呼ばれるのはそのためです。

こちらが双龍図のある法堂。外から見るだけでも、その大きさに圧倒されます。見どころがたっぷりあるので、ぜひ行ってみてください。
トイレ|西門のすぐ外にあります

西門の手前に公衆トイレがあります。走ってきて、境内に入る前に寄れるのは助かります。
拝観時間・料金の最新情報は建仁寺の公式サイトで確認してください。
帰り|大和大路通を南へ、豊国神社と三十三間堂の前を通る


帰りは建仁寺を出て、大和大路通を南へ。大和大路通は道が狭く、車も通ります。走るときは気をつけてください。

五条通を越えて少し行くと、豊国神社があります。


豊国神社(とよくにじんじゃ)は、豊臣秀吉をまつる神社です。地元では「ほうこくさん」と呼ばれています。
始まりは秀吉が亡くなった翌年の1599年。ところが豊臣家が大坂の陣で滅びると、徳川家康の命令でまつることが禁じられ、江戸時代のあいだ荒れたままでした。明治になって再興が決まり、1880年(明治13年)、方広寺の大仏殿があった場所に、今の社殿が建てられました。
参道の正面の唐門は国宝で、伏見城の遺構と伝わっています。

豊国神社のすぐ南隣が京都国立博物館です。


さらに南へ進むと、大和大路七条。ここが三十三間堂の角です。三十三間堂の白い塀の横を走って、塩小路通まで出たら、西へ曲がって京都駅を目指します。
三十三間堂のまわり1周は0.68km。京都駅から三十三間堂まで徒歩20分・1.4km|三十三間堂のまわり1周は0.68km・5分10秒で紹介しています。


川端通まで来ると、京都タワーがくっきり見えます。
そして塩小路橋の手前には、琵琶湖疏水(鴨川運河)のトンネルの出口も見えます。北から地下を流れてきた疏水が、ここで地上に出てきます。この先は伏見港まで続いています。鴨川運河ランニング|夷川から伏見港・三栖閘門まで約13kmで全部走りました。


塩小路橋を渡り、河原町通を越えて進むと、


京都駅に帰ってきました。
帰りの区間タイム
| 地点 | 通しの距離 | 通しのタイム | その区間 |
|---|---|---|---|
| 建仁寺を出発 | 2.70km | 19分36秒 | — |
| 大和大路五条 | 3.41km | 25分48秒 | 0.71km・6分12秒 |
| 豊国神社 | 3.81km | 28分49秒 | 0.40km・3分01秒 |
| 京都国立博物館 | 3.97km | 29分59秒 | 0.16km・1分10秒 |
| 大和大路七条 | 4.03km | 30分30秒 | 0.06km・0分31秒 |
| 塩小路橋 | 4.46km | 34分05秒 | 0.43km・3分35秒 |
| 河原町塩小路 | 4.90km | 37分04秒 | 0.44km・2分59秒 |
| 京都駅 | 5.45km | 41分04秒 | 0.55km・4分00秒 |
鴨川ルートと大和大路ルート、どっちがいい?
| 行き|鴨川の東岸 | 帰り|大和大路通 | |
|---|---|---|
| 距離 | 2.70km | 2.75km |
| タイム | 19分36秒 | 21分28秒 |
| 1kmあたり | 約7分16秒 | 約7分48秒 |
| 信号 | 鴨川沿いはなし。止まらずに走れる | 五条通・七条通などの大通りを渡る |
| 道幅 | 河川敷で広い | 狭い。車も通る |
| 見どころ | 鴨川の橋(七条・五条・松原) | 豊国神社・京都国立博物館・三十三間堂 |
距離はほぼ同じなのに、鴨川ルートのほうが1kmあたり約30秒速く走れました。鴨川沿いは止まらずに走れて、大和大路通は道が狭く車も通る。この違いが出たのだと思います。
これは京都駅から金戒光明寺・真如堂ランニング|5.64km・40分【2つの寺の間は230m】で「鴨川」と「東大路通」を比べたときと同じ結果です。京都駅から東山方面へ走るなら、鴨川の東岸を使うと速い。
一方で、大和大路通は名所が続きます。おすすめは、行きは鴨川で気持ちよく走り、帰りは大和大路通で名所を見ながらという今回の回り方です。
まとめ|京都駅から建仁寺を走るときに知っておきたいこと
- 京都駅から建仁寺は、徒歩33分・2.3km(Googleマップ)。走れば約20分
- 行きは鴨川の東岸がおすすめ。七条大橋〜五条大橋は西岸が通れない。松原橋で上がって松原通を東へ
- 建仁寺は西門から。人が少なく入りやすい。門の手前に公衆トイレ
- 境内を歩くだけなら無料。ランニングの格好のまま寄れる。本坊の拝観は10時〜16時30分受付・800円・現金のみ
- 門の手前に摩利支尊天(禅居庵)と京都ゑびす神社。どちらも建仁寺ゆかり
- 帰りの大和大路通は狭くて車も通る。そのかわり豊国神社・京都国立博物館・三十三間堂の前を通れる
午後に走ると人は多いですが、早朝には入れないお寺の中を見られるのは午後ランならではです。
京都駅から走れるほかのコースは京都駅発ランニングコースまとめ|1.3km〜17.8kmのコースを距離順に紹介に、鴨川の走り方は鴨川ランニングコース完全ガイド|橋32本の距離一覧【出町柳を起点に南北ぜんぶ走った】にまとめています。


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