コース概要|京都駅〜金戒光明寺(黒谷)・真如堂 往復
走った日:2026年9月4日(金)朝5時50分 京都駅スタート
行き:京都駅 →(塩小路橋から鴨川東岸を北上)→ 丸太町橋 → 丸太町通 → 岡崎通 → 金戒光明寺 5.64km・40分43秒
寺から寺:金戒光明寺 御影堂 → 真如堂 約230m・2〜3分
帰り:真如堂 → 丸太町通 → 東大路通を南下 → 七条通 → 京都駅(真如堂〜八坂神社 2.8km・約27分)
天気:スタート時は雨上がり。黒谷に着いたあたりから降り出し、京都駅まで降り続き
京都駅から走って行ける紅葉の名所を探していて、金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)と真如堂(しんにょどう)に行ってきました。地元では「黒谷(くろだに)さん」と呼ばれているお寺です。
この2つのお寺、実はすぐ隣どうしです。ただ「歩いて何分?」という答えがどこにも書かれていなかったので、今回実際に走って測ってきました。
そしてもうひとつ。行きは鴨川、帰りは東大路通という別のルートで往復したので、どちらが走りやすいかもはっきりしました。結論から言うと鴨川です。その理由も数字で出ています。


京都駅から金戒光明寺まで5.64km・40分43秒【区間タイムつき】
まずは行きのルートから。京都駅を朝5時50分にスタートしました。
| 区間 | 距離 | タイム |
|---|---|---|
| 京都駅 → 丸太町橋(鴨川東岸) | 4.28km | 30分47秒 |
| 丸太町橋 → 金戒光明寺 門 | 約1.36km | 約9分56秒 |
| 京都駅 → 金戒光明寺(合計) | 5.64km | 40分43秒 |
京都駅から鴨川までは塩小路通をまっすぐ東へ
京都駅前の塩小路通を東に向かって走ります。東洞院通、高倉通、河原町通などを渡っていくと塩小路橋に着くので、ここから鴨川の河川敷に降ります。
🔑 七条大橋から五条大橋までは「東岸」を走ってください
ここが今回いちばんお伝えしたい注意点です。
塩小路橋から鴨川を北へ進むなら、東岸(右手側)を選んでください。というのも、七条大橋から五条大橋までの区間は、西岸には歩道が整備されていません。西岸に降りてしまうと途中で行き止まりになり、道路に上がり直すことになります。
東岸なら一本道でわかりやすいので、迷いようがありません。

あとは鴨川の東岸をひたすら北へ。七条大橋、五条大橋、四条大橋、三条大橋といった大きな橋と、いくつもの小さな橋をくぐって走っていきます。
👉 あわせて読みたい:鴨川ランニングコース完全ガイド|橋32本の距離一覧【出町柳を起点に南北ぜんぶ走った】
丸太町橋で鴨川を離れる(ここまで4.28km・30分47秒)
丸太町橋まで来たら鴨川を離れます。ここまでで4.28km・30分47秒でした。
💡 丸太町橋の横には公衆トイレがあります。ここから先の黒谷・真如堂までトイレの当てがないので、寄っておくと安心です。



丸太町通を東へ、岡崎通を北へ
鴨川から上がったら丸太町通を東に進みます。川端丸太町の交差点を過ぎ、熊野神社の前を通ってさらに東へ。岡崎通まで来たら、ここで北に進路を変えます。
岡崎通を北へ進んでいくと丁字路の突き当たりになり、そこに「黒谷」の案内石碑が立っています。石碑を右に曲がると、黒谷の門が見えてきます。
ここが金戒光明寺。京都駅から5.64km、40分43秒でした。






金戒光明寺(黒谷)は会津藩1000人の本陣・新選組が生まれた場所
実際に走ってみて驚いたのが、境内がとにかく広いことです。お堂がいくつも建っていて、歴史の重みを感じるお寺でした。



幕末、ここに会津藩士1000人がいた
調べてみると、金戒光明寺は幕末の京都でいちばん重要な場所のひとつでした。
- 文久2年(1862年)、会津藩主・松平容保(まつだいら かたもり)が京都守護職としてここに本陣を構えた
- 会津藩士およそ1000人が駐屯。お寺は大方丈と宿坊25を明け渡した(当時、宿坊は52あった)
- 新選組が正式に組織されたのもこの場所。つまり「新選組発祥の地」です
なぜお寺なのに「城」のような造りなのか
走っていて「門が立派だな」と思ったのですが、これには理由がありました。
徳川家康は、二条城に京都所司代を置く一方で、いざというときに備えて金戒光明寺と知恩院を城郭風に造らせていたのだそうです。高台にあって周囲を見渡せる立地で、西側には城門のような立派な高麗門(こうらいもん)、南側は大軍が一度に入れないよう小さな門だけにしてあります。
お寺の形をした「もうひとつの城」だったわけです。二条城から東へ約5km、ちょうど都をはさむ位置関係になります。
👉 あわせて読みたい:徳川家康が置いた本物の城のほうは 二条城ランニング完全ガイド|外周1周約2km・12分/二条城発のおすすめルートまとめ
奥にある会津藩殉難者墓地と西雲院
境内の奥に会津藩殉難者墓地があり、そちらも見学させていただきました。
この墓地を預かっているのが、金戒光明寺の塔頭(たっちゅう=境内にある小さなお寺)の西雲院(さいうんいん)です。会津藩士352名が眠っており、今も毎年6月に会津松平家の当主を招いて法要が営まれています。
西雲院そのものにも面白い由来があります。浄土宗を開いた法然上人が腰かけたとき、紫の雲が立ちのぼったと伝わる「紫雲石(しうんせき)」を授かって、元和2年(1616年)に建てられたお寺です。金戒光明寺が「黒谷」と呼ばれるようになった、そもそもの始まりの場所ということになります。


金戒光明寺から真如堂までは約230m・走って2〜3分
この記事でいちばん知りたい人が多いのが、この数字だと思います。
金戒光明寺と真如堂は「隣どうし」とよく書かれていますが、具体的に何メートルなのかを書いているところがありませんでした。今回、実際に走って測ってきました。
| 区間 | 距離 | かかった時間 |
|---|---|---|
| 金戒光明寺 御影堂 → 真如堂 | 約230m | ゆっくり走って2〜3分 |
歩いても3〜4分ほどの距離です。2つのお寺は、実質ひとつの場所と考えていいくらい近いです。
道案内の看板があるので迷いません
金戒光明寺の御影堂の前に、真如堂までの道順と所要時間を書いた看板が立っています。これのおかげで一度も迷わずに行けました。
初めての人でも大丈夫です。御影堂まで来たら看板を探してください。


真如堂は11月の紅葉が本番|参道の左右がすべてもみじ
真如堂の正式な名前は鈴聲山 真正極楽寺(れいしょうざん しんしょうごくらくじ)といいます。「極楽寺を名乗るお寺は多いけれど、ここが正真正銘の極楽の霊地だ」という意味を込めて名づけられたそうです。もともと本堂の呼び名だった「真如堂」のほうが通称として定着しました。
永観2年(984年)、戒算上人が比叡山の常行堂にあった阿弥陀如来像をこの地に移して開かれたお寺です。ご本尊は「うなずきの弥陀」と呼ばれています。作者の慈覚大師円仁が「都に下って、すべての人、とくに女性を救ってください」と語りかけたところ、阿弥陀如来が三度うなずいたという言い伝えからきた名前です。
🔑 門から本堂までの参道が、そのまま紅葉のトンネルになる
走ってみていちばん印象に残ったのがここです。
真如堂は門から本堂までが少し長く、その参道の左右にもみじがびっしり植えられています。
9月上旬の今はまだ新緑です。青々としたもみじの下を走る形になりますが、これが秋に色づいたら、参道全体が紅葉のトンネルになるのは間違いありません。
真如堂も金戒光明寺も京都では有名な紅葉の名所です。それでいて東福寺や永観堂ほどの行列にはならないので、「京都の紅葉、混雑を避けたい」という人にはかなりいい場所だと思います。
💡 両寺とも境内は自由に入れます。本堂の中や庭園を拝観する場合は有料で、時期によって料金が変わります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。



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帰りは東大路通|信号が多く、妙法院前の歩道は要注意
帰りは行きとは違う道を選びました。真如堂から黒谷に戻り、もと来た道で丸太町通まで下りて西へ。そこから東大路通を南下して、七条通から京都駅へ向かうルートです。
| 区間 | 距離 | タイム |
|---|---|---|
| 真如堂 → 八坂神社(東大路通) | 2.8km | 約27分 |
⚠️ 正直にお伝えします。八坂神社を過ぎたあたりでランニングアプリが止まってしまい、そこから先の距離データが取れていません。真如堂から京都駅までの東大路通ルートの通算距離は、今回は出せませんでした。申し訳ありません。
東大路通は歩道が狭く、朝は歩行者が多い
東大路通は全体的に歩道が狭い通りです。今回は朝の時間帯だったので、通勤・通学の歩行者の方がおられました。走る場合は十分に注意が必要です。
東大路通を南に進むと、知恩院の近くを通り、八坂神社の前に出ます。さらに南下すると高台寺の入口、清水寺の入口を通り、五条通の交差点を越えていきます。途中、法観寺(八坂の塔)も東大路通から見えました。




👉 あわせて読みたい:この先の八坂神社・清水寺・三十三間堂は 二条城から清水寺・高台寺ランニングコース|約9.5km・1時間30分【八坂神社・三十三間堂も】
🔴 五条通を越えたら、東大路通の「西側」に移ってください
ここは実際に困ったので、はっきり書いておきます。
七条通の交差点の手前に妙法院(みょうほういん)というお寺があります。この前の歩道が、人がすれ違うのがやっとという狭さです。
しかもそこにバス停があり、バスを待つ人が並んでいて、完全に通れない状態になっていました。
👉 東大路通を南に走るなら、五条通を越えた時点で西側の歩道に移っておくことをおすすめします。



七条通に入ってからは見どころが続く
七条通には智積院(ちしゃくいん)があります。ここから七条通を西に向かうと京都国立博物館、そして三十三間堂。それらを過ぎて七条大橋を渡り、七条河原町の交差点、七条烏丸と進んで、京都タワーの前でゴールです。







行きの鴨川と帰りの東大路、どちらがいいか【数字で出ました】
今回は行きと帰りで別のルートを走って比べるのが目的のひとつでした。アプリが止まって通算距離の比較はできなかったのですが、いちばん大事な数字はちゃんと残っていました。1kmあたりのペースです。
| ルート | 実測 | 1kmあたり |
|---|---|---|
| 行き・鴨川(京都駅→丸太町橋) | 4.28km / 30分47秒 | 約7分12秒 |
| 帰り・東大路通(真如堂→八坂神社) | 2.8km / 約27分 | 約9分39秒 |
1kmあたり2分半近く違います。同じ日、同じ人が、同じように走ってこの差です。
差の正体は「信号」です
鴨川の河川敷には信号がひとつもありません。一度走り出したら、丸太町橋まで止まらずに行けます。
いっぽう東大路通は信号が非常に多く、何度も止まりました。脚の速さの問題ではなく、止まっている時間の差がそのままペースの差になっています。
結論:どちらを選ぶかは走り方しだい
- ペースを乱さずに走りたい人 → 鴨川。信号ゼロで、自分のリズムのまま走り続けられます
- 休憩を入れながら走りたい人・観光もしたい人 → 東大路通。信号で止まるのが自然な休憩になりますし、八坂神社・高台寺・清水寺・三十三間堂と、京都の名所が一直線に並んでいます
往復してみた個人的な感想としては、鴨川のほうがいいなと思いました。走ることを目的にするなら、やはり信号のない道は快適です。
走ってみてわかったこと・トイレ・注意点
トイレ
- 丸太町橋の横に公衆トイレがあります。京都駅から4.28km地点。行きのルート上でここが確実です
- 京都駅にもトイレは豊富にあるので、スタート前と丸太町橋の2か所を押さえておけば安心です
この日の天気
出発した時点では雨が止んでいたのですが、黒谷に着いたころから降り出して、だんだん強くなり、京都駅に戻るまで降り続きました。
ただ、前日の雨もあって気温は下がっていたので、暑さという意味ではかなり楽なランニングでした。9月に入っても日中はまだ暑いので、雨上がりの朝はむしろ走りやすいと感じました。
注意点まとめ
- 🔑 鴨川は東岸を走る。七条大橋〜五条大橋の西岸には歩道がありません
- 🔴 東大路通は五条通を越えたら西側の歩道へ。妙法院前の歩道はバス停で塞がることがあります
- ⚠️ 東大路通は朝の時間帯、通勤通学の歩行者が多いです。歩道が狭いので速度を落として
- 💡 黒谷・真如堂の周辺は坂があります。高台にあるお寺なので、最後は少し上りになります
まとめ|京都駅から金戒光明寺・真如堂へは片道5.64km
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 京都駅 → 金戒光明寺 | 5.64km・40分43秒(鴨川東岸ルート) |
| 金戒光明寺 → 真如堂 | 約230m・走って2〜3分 |
| おすすめの行き方 | 鴨川の東岸(信号ゼロ・1kmあたり約7分12秒) |
| トイレ | 丸太町橋の横に公衆トイレ |
| ベストシーズン | 11月の紅葉(参道の左右がすべてもみじ) |
京都駅から片道5.64km、往復で11km台。「ちょっと長めに走りたい」というときにちょうどいい距離だと思います。
そして何より、2つの紅葉の名所が230mしか離れていないというのが、このコースの強みです。11月にもう一度、紅葉の季節に走りに来ようと思います。
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京都駅から走るコース
- 京都駅発ランニングコースまとめ|3.6km〜15.5kmの10コースを距離順に紹介
- 京都駅から鴨川デルタ・下鴨神社ランニング|約13.4km・1時間47分【鴨川沿い】
- 京都駅から知恩院・平安神宮ランニングコース|約12.8km・1時間50分【八坂神社も】
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