彦根城ランニングコース|外周1周3.88km・30分【内堀1周3.24kmと2本走って比較】

コース紹介

🏃 コース概要|彦根城を2本走りました

  • 走った日:2026年8月26日(水)朝6時30分スタート
  • 1本目・外周コース3.88km/30分21秒(護国神社前発着・反時計回り)
  • 2本目・内堀コース3.24km/28分48秒(佐和口多聞櫓発着/道に迷った距離も含む)
  • 2本あわせて:約7.1km
  • 信号:外周は2か所だけ
  • 見どころ:城北通りから見える天守/松原橋の回転橋跡/スミス記念堂/玄宮楽々園/大手門跡・表門橋

滋賀県の国宝・彦根城を走ってきました。

彦根城のまわりは堀が二重になっていて、走り方が2通りあります。外側の外堀をぐるっと回るコースと、天守のすぐ近くを通る内堀のコース。

どちらがいいのか自分でも分からなかったので、朝のうちに2本とも走ってきました。距離・タイム・走りやすさを、両方まとめます。

彦根城周辺の案内図

彦根城周辺案内図の拡大|外堀と内堀の位置

彦根城の外周1周は何キロ?何分で走れる?

彦根城の外堀を1周すると、私が走ったルートで3.88km・30分21秒でした。内堀のコースは1周3.24km・28分48秒です。

コース 距離 所要時間 発着
外周(外堀) 3.88km 30分21秒 護国神社前
内堀 3.24km 28分48秒 佐和口多聞櫓
2本あわせて 約7.1km 約59分

※内堀の3.24kmには、道に迷ってウロウロした距離も含まれています。

「彦根城の外周は4.6km」と書かれているのはなぜ?

彦根城の外周コースは、よそでは約4.6kmと紹介されていることが多いです。実測の3.88kmとは差がありますが、これには理由がありそうです。

4.6kmのコースは、おそらくJR彦根駅を発着点にしています。彦根駅から護国神社までは300〜400mほどあるので、その行き帰りのぶんを差し引くと4km弱。実際に走った3.88kmと、ほぼ一致します。

つまり3.88kmが、外堀をぐるっと1周したときの距離だとお考えください。

電車で来られる方は、彦根駅からの往復700〜800mを足して約4.6kmと見ておけば大丈夫です。

【1本目】外周コース|護国神社前から反時計回りに3.88km

スタートは彦根城前の護国神社前です。ここから道路を反時計回りに回っていきます。

護国神社前の道路は広く、歩道の幅もしっかり確保されています。朝いちばんから気持ちよく走り出せました。

護国神社前|彦根城外周ランニングのスタート地点

護国神社前の道路|歩道が広く走りやすい

少し進むと外堀の水辺が見えてきて、いっきに開放感のある景色になります。

彦根城の外堀の水辺

船町の交差点から城北通りへ

船町という交差点を左に曲がり、城北通りに入ります。この道路も新しくできたものなのか、歩道の幅がしっかりあって走りやすい道でした。

城北通りの歩道|幅が広く走りやすい

城北通りを半ばまで進むと、左手の遠くに彦根城が見えてきます。お城を眺めながら走れるのが、お城ランニングの醍醐味ですね。

城北通りから見えた彦根城の天守

そのまま進むと、右手にとても新しい野球場と、平和堂HATOスタジアムという陸上競技場が見えてきます。このあたりはスポーツ公園として整備されていました。

平和堂HATOスタジアム|彦根のスポーツ公園

松原橋|昭和2年、全国で唯一の「回転橋」があった場所

そのまま進むと松原橋という交差点があり、そこを左に曲がります。かかっているのが松原橋です。

橋のたもとに回転橋跡の石碑がありました。調べてみると、これがとてもおもしろい橋でした。

  • 大正9年から昭和2年にかけて彦根の港が整備され、船の就航に合わせて松原橋は「回転橋」になりました
  • 1927年(昭和2年)の完成当時、全国で唯一の回転橋でした
  • 橋の長さは約33.6m、幅は約3.6m
  • 遊覧船が通るときは、人が橋の中央にある歯車を回して航路を開け、船を通していたそうです
  • 新しい彦根港ができて大型船が通らなくなり、昭和45年3月にふつうの固定した橋に架け替えられました
  • 石碑の丸い石は、そのとき架け替えた橋の親柱を使っています

人力で橋を回していた——そんな橋が、走っているコースの途中にありました。

松原橋の回転橋跡の石碑

松原橋の外観|彦根城水路にかかる橋

松原橋の橋名板

【重要】馬場2丁目から先は歩道がなくなります

そのまま進んでいくと、馬場2丁目という交差点から先は車の通行が多いのに歩道がなくなってしまいます。

馬場二丁目の交差点|この先は歩道がなくなる

ここは無理をせず、左折して住宅街に入りました。結果的にこれが正解で、車もほとんど通らず快適に走れました。安全に走りたい方には、この迂回をおすすめします。

天満宮北野神社前の通りに入る交差点

北野神社前の通りの歩道

住宅街を進んでいくと、お城の外周道路の手前に天満宮 北野神社があります。

天満宮北野神社の鳥居

中濠東西通り|スミス記念堂と、凸凹した歩道

北野神社の先で道路を左折して、外周の道路に出ます。この通りは中濠東西通りというそうです。

中濠東西通り|彦根城の外周コース

進んでいくと城町二丁目東、そして京橋という交差点があり、ここには信号があります。外周コースで信号があったのは、この2か所だけでした。

城町二丁目東の交差点|信号あり

城町二丁目東から先の彦根城の外堀

⚠️ 城町二丁目東から先は歩道が凸凹します

城町二丁目東の交差点から先は、歩道がアスファルトではなくなります。少し粗めの石を敷き詰めたコンクリートになっていて、凸凹しているので足元に注意してください。

中濠東西通りの歩道|粗い石のコンクリートで凸凹している

スミス記念堂|彦根城を参考にした、和風の礼拝堂

この道ぞいにスミス記念堂という建物があります。教会なのに和風という、めずらしい建物でした。

  • 昭和6年(1931年)、彦根高等商業学校(今の滋賀大学経済学部)の英語教師で、日本聖公会彦根聖愛教会の牧師でもあったアメリカ人のパーシー・アルメリン・スミスが、両親を記念して建てました
  • 建てた場所は彦根城の旧中濠端(今は外濠)
  • 施工は彦根の宮大工・宮川庄助花頭窓や唐破風は彦根城を参考にしたものです
  • 観音扉には、葡萄の蔓が巻きついた十字架・鳩・松竹梅の文様が彫られています
  • 1996年、道路の拡幅工事で取り壊されそうになりましたが、市民の10年におよぶ保存運動で2006年12月に再建。翌2007年に国の登録有形文化財になりました

スミス記念堂の外観|彦根城を参考にした和風の礼拝堂

スミス記念堂の石碑

京橋の交差点|彦根城外周コースの信号

立花町西から護国神社前へ戻る

立花町西の交差点を左折して、外堀ぞいに走ります。この道は歩道はありますが幅が狭いので注意してください。

立花町西の交差点

立花町西から先の外堀ぞいの通り|歩道が狭い

その先に彦根観光センターと駐車場があり、右に進むとスタート地点の護国神社前に到着。これで外周1周です。

彦根観光センター前

【2本目】内堀コース|佐和口多聞櫓から3.24km

2本目はもっと彦根城に近いところを走りたいと思い、内堀を走りました。

スタートは護国神社に近い佐和口多聞櫓からです。

※先にお断りしておきます。この3.24kmには、住宅街で道が分からずウロウロした距離も含まれています。迷わずまっすぐ走れば、もう少し短くなるはずです。

彦根城の内堀の案内図

佐和口多聞櫓|内堀コースのスタート地点

佐和口多聞櫓の説明碑

多聞櫓を進んで丁字路を右に進み、そのまま内堀ぞいを走っていきます。

佐和口多聞櫓前の丁字路

彦根城の内堀ぞいの道

大きな駐車場|トイレと自販機があります

進んでいくと大きな駐車場があり、ここにはトイレと自販機が設置されています。その前には屋形船の乗船場所もありました。

彦根城の内堀ぞいにある大きな駐車場

内堀ぞいの駐車場のトイレ

内堀ぞいの駐車場の自販機

彦根城の屋形船乗船場の看板

玄宮楽々園と槻御殿

そのまま進むと、国の名勝玄宮楽々園の前を通ります。

  • 四代藩主井伊直興1677年に造営を始め、1679年に完成した、彦根藩主の下屋敷です
  • 楽々園は「槻御殿」とも呼ばれ、黒門の外にあることから「黒門外屋敷」とも言われました
  • 文化10年(1813年)、11代藩主井伊直中の隠居に合わせて大規模な増改築が行われ、このころ最大の規模になりました
  • 昭和26年6月9日、「玄宮楽々園」として国の名勝に指定されています

玄宮園の門

玄宮園の前の道

槻御殿(楽々園)の風景

槻御殿(楽々園)の説明文

そのまま黒門の前を通過し、金亀公園という公園の中を通っていきます。

金亀公園の案内図

金亀公園の風景

金亀公園から見た彦根城の内堀

金亀公園内の風景

御蔵橋から住宅街へ|ここが一番わかりにくい

お堀を越える御蔵橋を渡って、左に進路をとります。

御蔵橋|彦根城の堀を越える橋

御蔵橋の石碑

そのまま進むと住宅街に入るのですが、ここが今回いちばん道のわかりにくいところでした。行き止まりもあって、何度か迷いました。

御蔵橋から先の歩道

住宅街を抜けると、1本目でも通った天満宮 北野神社のある通りに出ます。そこから中濠東西通りに入り、城町二丁目東の交差点を左折して、いよいよ内堀ぞいです。

城町二丁目東の交差点|内堀コース

城町二丁目東から内堀ぞいへ続く道

大手門跡から表門橋へ

進んでいくと大手門跡の前を通ります。突き当たりを左に曲がって内堀ぞいに進むと、表門橋の前まで来ました。

大手門橋前の道

彦根城の大手門橋

大手門の看板

彦根の古城の石碑

彦根城の表門橋

ここにも大きな駐車場があり、トイレと自販機があります。

表門橋前の自販機

表門橋前の駐車場のトイレ

近くには馬屋もありました。

彦根城の馬屋

彦根城の馬屋の説明文

この先を少し進むと、スタート地点の多聞櫓前。これで内堀1周です。

🔴【重要】黒門・大手門橋・表門橋から中には入れません

最初は黒門から中に入って、ぐるっとお城の中を回ろうと思っていました。

ところが、黒門・大手門橋・表門橋の3か所は料金所になっていて、そこから中は有料です。今回は中に入りませんでした。

「お城の中を走って一周する」ことはできません。走るのは、あくまで堀の外側になります。これから行かれる方はご注意ください。

外周と内堀、どっちを走るべき?

2本とも走ってみて分かった違いをまとめます。

外周コース 内堀コース
距離 3.88km 3.24km
タイム 30分21秒 28分48秒
道のわかりやすさ ◎ わかりやすい △ 迷いやすい
歩道 広くて走りやすい(一部なし) 狭い区間あり
信号 2か所だけ 少ない
景色 外堀の水辺/遠くに天守 内堀・門・玄宮楽々園
向いている人 はじめての人/気持ちよく走りたい人 お城を間近で見たい人

はじめて彦根城を走るなら、外周コースをおすすめします。道がわかりやすく、歩道もほぼ整備されているので、迷わず気持ちよく走れます。

内堀コースは、お城を間近に見られるのが最大の魅力です。ただし道が分かりにくいので、時間に余裕をもって、地図を見ながら走ってください。

トイレ・自販機・駐車場

  • トイレ・自販機:内堀ぞいの大きな駐車場(屋形船乗船場の前)と、表門橋前の駐車場の2か所にあります
  • 彦根観光センターの駐車場にもトイレがあります
  • 護国神社の横にも駐車場があります

彦根城の外堀にいた白鳥

護国神社横の駐車場

彦根観光センターの駐車場のトイレ

走ってみた感想

外周コースは、しっかりと歩道が整備されていて走りやすい道でした。途中で歩道がなくなったので住宅街に道を変えましたが、そちらは車の通行も少なく、かえって快適に走れました。

外周でもいろいろな見どころがあって、寄り道しやすいコースです。信号も2か所と少なく、止まることがほとんどありません。

一方、2本目の内堀は、少し道がわかりにくいコースになってしまいました。とくに御蔵橋を渡ってから先の住宅街は、行き止まりもあって分かりにくかったです。

それでも内堀ぞいを走るのはお城ランニングの醍醐味なので、走れてよかったです。

内堀コースは今回が初めてだったので、もっと分かりやすいルートを探すには、まだ研究が必要だと感じました。次に来るときの宿題です。

ランニングアプリの記録|彦根城の外周1周3.88km・30分21秒

ランニングアプリに表示された彦根城の外周コースの地図

ランニングアプリの記録|彦根城の内堀1周3.24km・28分48秒

ランニングアプリに表示された彦根城の内堀コースの地図

彦根城の基本情報

  • 所在地:滋賀県彦根市金亀町
  • 国宝の天守が現存する数少ないお城のひとつ
  • 黒門・大手門橋・表門橋の3か所が入城口(有料)
  • 最新の情報は彦根観光ガイド(彦根観光協会)でご確認ください

ほかのお城のランニングコース

彦根城で5コース目になりました。距離の順に並べています。

お城ランニングまとめ|1周2km〜7kmの5コース【二条城・彦根城・名古屋城・大阪城・皇居】

京都ランニングコースまとめ|観光名所を走って巡るおすすめルート一覧

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